子どもにポケモンカードの遊び方を教えるとき、最初にやっておきたい3つのこと
子どもに「ポケモンカード、やってみたい!」
そう言われたとき、ちょっと困りませんでしたか?
何を買えばいいかわからない。ルールも難しそうで不安。そんな気持ち、すごくわかります。私も最初はそうでした。
でも、実際にやってみると、思ったよりずっとシンプルに始められます。
この記事では、公認ジャッジの私が「最初にやっておきたい3つのこと」をお伝えします。
そもそも、ポケモンカードゲームってどんな遊び?

まず、簡単に説明しておきますね。
ポケモンカードゲームは、自分のポケモンで相手のポケモンを倒し、先に6枚のサイドカードを取り切ったほうが勝ち、というゲームです。
カードの種類は大きく3つ。
- ポケモン(自分の手持ち、メインで戦う)
- トレーナーズ(道具や補助効果があるカード)
- エネルギー(ポケモンのワザを使うために必要)
この3種類を合計60枚のデッキに入れて、対戦します。
「えっ、60枚も?」と思うかもしれません。でも、最初から全部覚える必要はありません。ポケモンカードゲームには、最初から60枚まとめて入った「構築済みデッキ」というものがあって、買ったその日から遊べるようになっています。
ここが、初心者にとってとても大事なポイントです。
① まずは「スターターセット」を1つ買う

最初に買うものは、できるだけシンプルに考えましょう。
私が初心者向けコンテンツを作るときに一番よく聞かれるのが、「何を買えばいいですか?」という質問です。
答えは一つ。
「スターターセットexorスターターデッキ」を1つ買うだけでOKです。
パックをバラバラに買い集めたり、強いカードを揃えようとしたりする必要は、最初はまったくありません。
スターターセットには、デッキだけでなく、コイン・ダメカン(ダメージを記録するカウンター)・プレイシートまで入っているものが多くて、道具をゼロから揃えなくてもすぐに対戦を体験できます。
価格も1,500円〜2,000円前後のものが多いので、まずは試してみる感覚で十分です。
「どのデッキがいいの?」と迷うなら、子どもの好きなポケモンが入っているものを選ぶのがいちばんです。好きなポケモンのカードを使うだけで、テンションが上がりますから。
② ルールは「バトル場」だけ覚えれば十分

次に、ルールの話をします。
ポケモンカードのルールブックを見ると、ページ数があってちょっと圧倒されることがあります。でも、最初から全部覚えなくて大丈夫です。
公認ジャッジの立場から正直に言うと、はじめて遊ぶときに覚えるべきルールは、ざっくり5つだけです。
はじめてに覚えたい5つのルール
| ルール | 内容 |
|---|---|
| ① バトル場とベンチ | バトル場にポケモンを1匹出して戦う。ベンチには最大5匹待機できる。 |
| ② エネルギーをつける | 毎ターン、ポケモン1匹に手札からエネルギーを1枚つけられる。 |
| ③ ワザを使う | 必要なエネルギーが揃ったら、ポケモンのワザを使って攻撃できる。 |
| ④ にげる | 手札からエネルギーを捨てることで、バトル場のポケモンをベンチに戻せる。 |
| ⑤ サイドカードを取る | 相手のポケモンをきぜつさせると、サイドカードを1枚(一部は2〜3枚)もらえる。6枚取り切ったら勝ち。 |
これだけ押さえておけば、試合を一通り進めることができます。
最初のうちは、「これどうするの?」と聞かれることも出てきます。でも、それを一緒に調べながら遊ぶのが、意外と楽しかったりするんですよね。
③ 遊び方・・・最初のバトル相手は「家の中」で探す

さて、デッキが手に入って、ルールも覚えた。
次に困るのが「誰と遊ぶか」という問題です。
近くにポケカをやっている友達がいればいいですが、最初はそうもいかないことが多い。
私がよく提案しているのは、最初のバトル相手は「親御さん自身」になってあげることです。
「でも私、カードゲームなんてよくわからないし…」という気持ち、よくわかります。
でも、ここが実は一番大事な部分で。子どもにとって、親が一緒に遊んでくれること自体が、ポケカへの入口になるんです。うまく教えられなくてもいい。一緒に「わからない」を楽しめれば十分です。
もし相手ができないときは、一人回しという方法もあります。
一人回しとは、自分でデッキを2つ操作して、両方のターンを交互に動かしながら練習する方法です。相手がいなくても、カードの動き方やコンボを体で覚えることができます。
「ちょっとひとりで練習してみたい」という気持ちが出てきたら、一人回しを試してみてください。
子どもが「もっとやりたい」と言ったら

最初の3つのステップを踏んで、子どもがポケカにのめりこんできたら、少しずつ次のステップを考えてみましょう。
もっとカードを増やしたい
ブースターパック(カードパック)を買う楽しみが出てきます。ただ、最初からたくさん買い込む必要はなくて、月に1〜2パック程度でも十分楽しめます。
強いデッキを組みたい
ある程度カードが揃ってきたら、デッキのカスタマイズが楽しくなります。でも、この段階でも「既存デッキを少し改造する」くらいから始めるのがおすすめです。ゼロからデッキを組むのは、もう少しゲームに慣れてからでも遅くないです。
ほかの人とも遊びたい
近所のカードショップでは、「はじめてバトル」や「体験会」を開催していることがあります。いきなり大会に参加するのは緊張しますが、体験会ならルールもゆっくり確認しながら遊べるので、初心者にとってはすごく入りやすい場所です。子どもが「ほかの人とも遊んでみたい」と言ったら、まずは近くのショップのイベント情報をチェックしてみてください。
まとめ:最初の一歩は、小さくていい

ポケモンカードの始め方、いかがでしたか?
整理すると、最初にやることはこの3つです。
- スターターセットを1つ買う(好きなポケモンで選ぶ)
- ルールはざっくり5つだけ覚える(完璧じゃなくていい)
- 最初の対戦相手は家の中で見つける(一緒に楽しむのが一番)
子どもが「ポケモンカードやりたい!」と言ってくれたとき、それはすごく嬉しい瞬間ですよね。
その気持ちを大切にしながら、ゆっくり一緒に楽しんでいけたらいいなと思います。
「何から始めたらいいか、まだよくわからない」「デッキの選び方をもう少し詳しく知りたい」という場合は、他の記事も参考にしてみてください。一緒に、ポケカを楽しんでいきましょう。
「ポケモンカード 遊び方 子供」で検索する人がよく感じる疑問5選
何歳から遊べますか?
公式の対象年齢は9歳以上です。
ただし、親が一緒にルールを教えながら遊べば、6〜7歳でも十分楽しめます。
スターターセットは2つ買う必要がありますか?
対戦するなら2つあると便利ですが、最初は1つでOKです。
一人回し(1人で両方を動かす練習)で遊び方を覚えてから、2つ目を買う流れがおすすめです。
カードの強さに差がありすぎて、子どもが負けてばかりにならない?
スターターセット同士で対戦すれば、カードパワーの差はほぼありません。
最初はスターター同士で遊ぶのが、一番バランスが取れています。
古いカードは今でも使えますか?
使えるカードは「レギュレーション」というルールで決まっていて、古いカードは公式大会では使えないことがあります。
家で遊ぶ分には問題ありませんが、大会を意識するなら新しいカードで揃えるのが無難です。
カードが増えてきたら、どう整理すればいい?
100円ショップのカードスリーブ(保護フィルム)とバインダーが定番です。
種類別・強さ別に分けて入れると、デッキを組むときに探しやすくなります。


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